不都合な真実という物語

不都合な真実 vs 百年の愚行: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
未だに映画は見れてないのだが、本の方の不都合な真実は読み終わった。とはいえ、立ち読みなのであるが…。申し訳。。
感想としてはやはり、物語だなという点に尽きる。僕の個人的な思いとしては、これを政治的な争点にしないで欲しいという思いがある。あくまで、これは一種の思想であり、対話の問題だと思っているからだ。
しかし一方で、政策的な解決が必要な場合もあることもあるし、その点は認めざるを得ないが、それに踏み切るには常に慎重な対応が必要となる。
こちらで発売されている『百年の愚行』は、確か5,6年ほど前に出ていた。僕が高校生のときだったかと思う。高い版を図書館に買って貰おうとして、安い方だけ買ったのを覚えている。
こちらの本もなかなか強力なメッセージが込められたものであるが、しかしこれも慎重なものの見方を要求する。写真一枚、一枚を吟味すれば必ずしもこうだああだと言えないポイントを見出すことにもなるだろう。
冷静に、慎重に、思想として解きほぐしていく。そのような作業が求められている。そしてはそれは、ある範囲においては政治の問題であり、ある一種においては科学的研究の問題であり、一方において思想の問題である。