対話

ちょっと前の話になるのだけど。友人と喋っていた。要は政治は何をすべきなのだろうということについて。目の前にある諸問題に対する対応について責任を持つのか、それともあるべき社会像の提示とその実現について責任を持つのか。どちらもなのか、もしくはどちらでもないのか。
それぞれにやるべきだなぁとかおかしいなぁとか思うことがあるが、それはどのように解決されていくべきなのか。そもそも幸せに生きるって何なのか。結局、自分の中で、この4年間は問いを積み重ね続ける4年間だった。言い換えれば、自分との対話のようなものだった。あらゆる実践活動は新たな問いを生み続けるだけで、自分の中で明確な答えが出せたのは本当に一握りのこと。
この問いこそが、ある意味で生ということなのかもしれないし、この制約のようなものが生のリアルなのかもしれない。
うーん。なんと余りに自分は小さいものか。小さいなりに生きるにも、世の中は広い。その中でもっともシンプルな問いが、「おとなとは何なのか」ということだ。おとなは子どもと何が違うのか。未だにそれはいまいちピンと来ていない。
こういう言い方は何ともというところだけど、そこの行き着く先に教育や社会の問題が端的には、ある。逆に言えば、それぞれの意見には、どこかおとなに対する思いのようなものがある。