さまよう刃

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新宿バルト9にて。結構混んでた。blogとかでも出てたけど、多少の中だるみ感はあり。それは何かな、時間に納めるためだと思われるけど、間のペンションのシーンとかが中途半端だからかな。
ラストシーンは原作と比べると、きれいに色づけした印象。悪くはないけど、そういうある意味、教育的?な終わり方で本当にいいのかはちょっと考えさせられる。
ちなみに劇中で、自分たちは法律を守る存在なのか、という問いがされていたけども、それは基本的にそうだといえるだろう。各々の正義を執行は、そう簡単に認めないのが、仕掛けだから。
一方、汎用的なコードである法律を書くのは一部の人間に認められた特権で、そのひとを選ぶのが選挙。そう言う意味では原理原則としては脱官僚というのは正しいといえるだろう。ただ、そもそものアーキテクチャがそれでいいのかどうかは、時代/技術/状況の変遷とともに考え続けなければいけないテーマ。流行りの集合知については、そこまで期待してない、というと言い過ぎか。使うテーマをしぼっていかないといけないと思っている。この話は言い出すとキリがないので、テーマの切り分け方が難しい。