マックス・ヴェーバー入門

東京で読んじゃいました。バタバタしたり、体調崩したりで時間かかった…。でもとてもスリリングな内容だった。
思えば、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を高校のときに読んだのが、ヴェーバーとの出会いだったわけだけど、その時に感じた気持ち悪いというか、何なんだこの頭は、と思ったものだった。その時の気持ち悪さというかは、大学の学部選びのときに参考にしたし、いまも影響を受けている節はある。
近代とどういう向き合いをしていくかというのは、本当に重いテーマで、ジェイピーであてはめてみても、官僚的支配の由来やら、階級間の争いやら、ライトゥルギーの辺りなどは、重なり合う点があるように思えた。
まだまだ僕には正直、飲み込めないテーマ。でもいい本に出会った。高校のときの気持ち悪さが少し解きほぐされた気持ちになった。

マックス・ヴェーバー入門 (岩波新書)

マックス・ヴェーバー入門 (岩波新書)