グラミン銀行とか

ちょっと前、ノーベル平和賞が決まって、ムハマド・ユヌスが受賞。グラミン銀行でのマイクロクレジットなどで有名。
アマルティア・センとかも言ってたけど、人間の可能力を高める試みがやっぱり重要だということのようだ。デモクラシーの精神の実現はある程度まで、こうした貧困層の解消にもつながっていくこともあるということ。
コジェーヴヘーゲル理解を下敷きにしたフランシス・フクヤマの『歴史の終わり』で触れられた「気概」という概念、やらセンの「人間の安全保障」やら、ここへ向けたアプローチをどのように行っていくのか。これは被援助国だけの問題にしておくにはもったいない。各国の国内に存在する課題についても、このようなアプローチが効果をあげうる可能性を示している。まぁ、だからと言って「動物化」とかも困るが。。
でも、この受賞は本当に素晴らしい。活動の広がりもものすごい。もうちょっと理解深めようと思います。