おおかみこどもの雨と雪


映画「おおかみこどもの雨と雪」
おおかみこどもの雨と雪」を見てきた。見てみたけど、結構面白い。個々には余りにもリアリティが感じないところもあったけど、それは置いておいても比喩なんかも面白くてインパクトあった。しかもすごいのは、基本的には淡々と日常を描いているのに、このインパクト。記号の使い方が上手なのかな。
もちろん子育てなんてしたことないので、そこについては何とも言えないけど、個々の子どもの独立と庇護の関係が面白かった。ネタバレにならないように書くのは困難だけど、最初の方でフードを子どもにかぶせてたり、山に行くのを嫌がったり、、色々な比喩が例えで面白いなぁ。それでも最後は自分で立つのです!という結論も含めて、子どもの成長過程であると同時に、親の過程でもある点が興味深かった。子どもがいる人にはまた違う風に見えるのだろうし、子育てが終わったような世代にもまた別の見え方があるのだろう。感想を聞いてみたい気もする。
あとは単純に作画すばらしい。
後から色々気になってきたこともあるので、もう一度見たら違う楽しみ方ができそう。