世界40億人を優良顧客にする！ (ほんとうの金融を求めて創った仕組み)

世界40億人を優良顧客にする! (ほんとうの金融を求めて創った仕組み)

旧東京銀行で銀行員をされていて、50歳にしてアメリカで独立して、移民などアンバンクドと呼ばれる人たちのような、旧来の金融サービスから取り残された方々へ、金融サービスを展開されている方の本。まさに本業をつかったソーシャルビジネス！
こちらの記事なんかは分かりやすい。単に貸すだけではなく、「アリアス」と呼ばれる送金のシステムによってインパクトを与えていることがわかる。
「送金革命」実現した日本人バンカー 金融界に挑む枋迫MFIC社長(1/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)
移民の方が本国へ送金する履歴を、ヒストリーとして信用に使うというのは、確かにすばらしいアイデアだと感じた。特に日本の銀行は、海外に展開しても個人向け、ましてや現地の一人一人に向けてのサービスができていないのは事実なのだろう。
コンピューターのシステムによって、これだけの価値を生み出している。自身は、どうか。こんな仕事が出来ているか。内容の面でも、志の面でも。