世に棲む日々
休暇でグアムに行く際のお供に、、ということで、久々に読んだ。前に読んだのは恐らく中学生か?以前読んだときとは印象も変わるものだと思う。
吉田松陰の"狂"の部分に、以前はかなり憧れを持っていたようにも思う。正確には"狂"は言い方悪くするとどうでもよく、その革命的な成果と、志士を生んだ土壌に素朴な憧れを持っていたのだと思う。
いま読んでみると、もう少し冷静に見ている自分に気づく。それはそれなりに様々なことを感じ、考えた経験から自分の分を知った、ということなのかもしれない。
志を捨てる必要はない。ただ、みんながあんなである必要もない。自分は中庸を愛すし、"狂"を愛さない。それでよいのだと思う。
それでも相変わらず、素朴な畏敬の念は持ち続ける。そんなことを考えさせられる本であります。
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