web人間論

という訳で。今更ながら読んだ。
対話の流れが結構、面白かった。梅田さんが書いていたように、個人と社会の位置づけ的なところの差異があったのかなという風には感じた。このような感性の違いがある一方で。

2006-12-19
あなたの知らないインターネット:絵文字も空気も読めません 10代がハマるSNS「モバゲータウン」を28歳(♀)が探検した (1/3) - ITmedia NEWS

こんな感じのものも進みだしつつある。僕は84年生まれなわけで、インターネットにはじめて触ったのが、中1のとき。97年の春?元年を少し過ぎたとき。こんなモバイルな感じとか、バーチャルに特化したものはあまりなかったと記憶してる。似たようなオンラインゲームはあったかも。
そういうのもやってたけど、モバゲーには違和感も正直ある。そういう意味ではこれはこれで新たな感性の登場なのかも。

それから。何回も書いてることだけど、いかんせんこのままだと、おのずと世代間闘争の様相を、世の中は呈してくる。単純に有限なものを分け合う仕組みができてないからだ。もしくは分け合う気が無いからかもしれないが。
そういう視点で考えると、僕は社会を変革する志向に、もしくは社会のために個人が何をできるかという視点を、つい持ってしまう。でももちろん、ずっとインターネットを触ったりしてるわけで、梅田さんの話はすごく納得かつ、すごい好き。いまいち、自分の中では消化できてない。
島宇宙がたくさんできていく話については梅田さんに同感。そういう意味では、梅田さん志向なひととか、平野さん志向なひととか(すごいざっくりだが…)が両立していくのが、これからなのかなという気もする。

まぁ、どっちにせよ、もう少し後にもう一度、この話やら話のテーマを読み返したい本でした。

ウェブ人間論 (新潮新書)

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